公認会計士
- W・Sさん (25歳・女性)平成18年合格
- 職業:無職
- 受講コース:公認会計士 一発合格コース(日商簿記1級修了者)
公認会計士を目指した理由
大学が経営学部だったこと、父に勧められたことがきっかけです。先ず簿記から始めて,気が付いたら公認会計士を目指していました。更に勉強を進めていくうちに、公認会計士になることに生き甲斐を感じるようになり、意地でも合格してやると思うようになりました。
ライセンスアカデミーを選んだ理由
たまたま広告が掲載された雑誌を見たことがきっかけでしたが、問い合わせで伺った際のアットホームな雰囲気が気に入って入学しました。友達もたくさん出来ました。勉強は毎日大変でしたが、楽しかった印象の方が強かったりします。本当に居心地の良い環境で勉強が出来たことに心から感謝しています。
学習方法
とにかく短答式に合格しないと一歩も前に進めないので、意地でも合格することと、論文は足切りにならないように苦手科目でも平均点は取れるよう心掛けることだと思います。
得意科目は「理論科目」、苦手科目は「計算科目」だったので、とにかく会計学は平均点は取れるように訓練しました。計算科目はとにかく解いて、体で覚えるくらいまでやりました。一方で、得意な監査論や企業法はキーワードを外さないように覚えました。あまり完璧主義にないらないようにして、「とりあえず1回転」を常に目標にいていたと思います。
最後に
合格できたのは、本当に「運が良かった」の一言に尽きます。私も勉強していた頃、よく合格体験記を読むと、「運が良かった」と書いてありましたが、「この人は頭が良いからだろう」と思っていました。合格してみて、「運が良かった」とはこうゆうことかと思います。
私の勉強している姿をご覧になった方は分かると思いますが、私はまったく特別なことはしていません。ただ、ライセンスアカデミーに来てから、無我夢中で自分を甘やかすことなくやっただけです。学校は本当に自分を助けてくれました。時間と努力は裏切らないということは言えます。私も途中何度ももう止めたいと思いましたが、最後までやり続けて、諦めずに頑張って本当に良かったと思います。合格発表で自分の番号を見つけたときの感動は、間違いなく人生で一番のものでした。
これから受験する皆さんにも絶対この感動を味わって欲しいと思います。そのためにも悔いのないよう精一杯勉強してください。私は常に「時は金なり」という言葉を頭においてやってきました。今は、やっぱりあれ以上勉強は出来なかったと言える位勉強したと思っています。受験中は無職だったこともあり、肩身の狭い思いをしたりもしましたが、合格することが全てです。そう割り切って勉強に集中しました。
最後に一緒に勉強してきた仲間にお礼を言いたいです。ありがとうございました。
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司法書士
司法書士を目指した理由
大学中退後、知人の紹介で勤めていた会社を個人的事情で退職し、いわき市の実家に戻ってきたのは29歳のときでした。
現実は厳しく、私が最低限もとめる条件の就職口は見つけられそうにもないと気づかされて途方にくれていたところ、母が大平光代先生の「だから、あなたも生きぬいて」という本を薦めてくれました。その本にとても感動した私は大平先生が最初に挑戦した資格である「宅建」を受験することにしました。高得点で合格することができ、調子に乗った私は「次は司法書士だー!」(大平先生も宅建の次に司法書士試験を受けている)と勢いにまかせて司法書士試験受験を決めてしまいました。
ライセンスアカデミーを選んだ理由
家から一番近い資格学校のパンフレットを入手して、ガイダンスを聞きにいったその日に受講を申し込みました。それがライセンスアカデミーだった訳ですが、いわき市において司法書士試験受験の講座があるのはここだけだと知り、なにかに導かれるようにこの試験の受験の世界に足を踏み入れました。
この試験を独学で合格するのは私には無理だったろうなと思わされます。初年度から適切なスピードで学習を進めることができ、また学校からあたえられたものだけに絞って教材を使用することによって時間のロスを減らせたのは間違いありません。
いわき市には他の予備校が無いので「非常識合格法」がどれほどすぐれているかは実感できませんでしたが、学習のペースや教材テキストは信じきってしまって大丈夫であろうことは我がライセンスアカデミーから2年連続で合格者がでたことから証明できたと思っています。
学習方法
決まった時間勉強する
初年度、本試験まで1日の最低学習時間を7時間、目標は10時間(受講時間もいれて)と設定し学習を開始しました。
「まずは1日10時間勉強を習慣づけて、それから勉強の質を向上させていこう。」という方針のもと、決めた時間は机に向かう習慣を3ヶ月ぐらいかけて徐々に身につけました。この決まった時間勉強するというのが私の学習方法のポイントで、時間数だけでなく「休憩」「お昼」「帰る」「寝る」なども徹底して決めた時間を守りました。
休憩する時間になったら中途半端でもやめて、休憩後に途中からまた始めると逆に能率が上がります。休憩する時間にピッタリとキリがいいところになってしまった場合は、あえて2,3分オーバーしてやめます。キリの悪いモヤモヤしたまま休憩に入ると、そこが気になって休憩後、勉強に戻るとすぐに世界に入れます。
(最近、「ドラゴン桜」を読んだらこれとおなじやり方をすすめていたので私以外にも有効だと思われます。)
学習の中身
やったことは「テキスト」「条文(択一六法)」「過去問」の3つを果てしなく繰り返すだけです。「繰り返す」これが大事なポイントです。とにかく何回繰り返せたかで合否は決まると思っています。私は2年間で全分野15~20回転はさせたと思います。
トータルで択一と記述の勉強時間の比は4:1ぐらいだったと思いますので、学習時間の5分の1ぐらいを記述に向けておけば、直前期にもそれほどバタバタしなくてすむのではないかと思われます。「ひな形」「ベーシック問題集」「連件式問題集」繰り返しました。
暗記は面倒くさいですが、やればやっただけ覚えるので、自分で暗記が苦手だと感じる方は単に努力不足だと認識してください。
1年目不合格。そして2年目へ
結局、不合格でしたが手ごたえを感じた1年目でした。まず、自分の学習のやり方でも合格レベルまでいけることは確信した上で、なにが悪かったのかを分析した結果、本番で実力を発揮できなかったのが敗因だという結論に達しました。
2年目の受験生活に取り入れたのは生活面における改善点3つでした。
- 夜12時には寝て朝方の生活リズムに
(本試験の時間を意識して9:30~16:00に集中力のピークを) - 禁煙する
(喫煙者が禁煙すると合格率が高いらしい) - 毎朝、神社へ行ってお参りする
(勝負事は運が左右しますから、神頼みも大事かと・・・)
結局、勉強方などはそのままで(午後の部で時間が足らなくならないように速読はとりいれました)2年目に突入しました。無事合格できましたのは生活面での改善が功を奏したということでしょう。
心構え
モチベーションをあげる方法として友人や親戚等に「こんな試験は絶対に合格する、落ちたら笑ってくれ。」と強気な宣言をするのは非常にいい事でした。友人等に笑われたくないという一念がここぞというときに一踏ん張りさせてくれます。
受験生活の途中で携帯電話やネット接続など解約してしまい友人等との連絡手段自体を断ってしまいました。(これぐらいしないと決死の覚悟はできません)
ライバルの存在が鍵
月に一度、受験仲間で勉強会(合格ゼミ)をしました。初年度、学習開始2ヶ月ぐらいで初めて出席してみましたが、他の受講生とのレベルの開きが大きすぎて話の内容にまったくついていけませんでした。このことが負けず嫌いの私のハートに火をつけました。確かに他の受講生は先輩ですが、やはり試験とは合格、不合格がある以上は「勝負」です。そしてこの戦う相手(敵?)を身近に感じることでモチベーションがグンと上がりました。
また、勉強会を有効に使えたと思える点は普段黙々と勉強している内容を口に出して質問したり、説明したり、議論することで予想以上に頭の中が整理されていくことでした。そして、勉強会で議題に上がった論点は記憶に濃く定着して忘れずらいこともよかった点です。
受験を考えている方へ
今、この試験の受験をとおして確実に人生が変わったと実感しています。受験を始める前の私は「努力」「根性」といった類の精神とはおよそかけはなれた人間でした。この試験と向き合う中で必要に迫られて今までにない「努力」をして「根性」が養われました。あとは人生が変わってしまうほどの戦いに身を投じれるかという決断だけではないでしょうか。
「この試験は難関だが努力すれば必ず受かる試験だ」という言葉を多くの合格者が残していますが、「努力」といっても並大抵の努力では追いつきません。まったく息抜きをしないのはまずいですが、人生で今が一番がんばるときなんだと肝に銘じて、テレビを見る時間や趣味に費やす時間は自粛しましょう。「本試験後にいやというほど遊んでやる!」と思うことでさらにモチベーションが上がります。そして「今年で決める、負けてたまるか!」と強く念じて闘志を燃やしましょう。「今年ダメでも来年でいいや」といった弱腰ではまず合格はできないと思います。
最後に
ここまで書いて、いかにも自分の力だけで合格できたような言い草ですが、もちろんサポートしてくださった方々の力添えなしでは合格はありませんでした。お世話になったみなさまはもちろんともに戦ってきた受験仲間やあまり応援してくれたとはいえない友人たちにも感謝したいと思います。
本当にありがとうございました。
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司法書士
- A・Sさん(男性)平成20年合格
- 職業:無職
- 受講コース:司法書士 2年カレッジコースほか
司法書士を目指した理由
私は大学機械科卒業後、地元のオーディオ機器製造メーカーに勤務し、9年勤務の後、過労気味で体調を崩し退社、休養の後、受験生活がスタートしました。
司法書士を目指すきっかけとなったのは、自身の交通事故被害の経験からでした。何も分からず困っていた私は、ある行政書士の先生にお世話になり書士業の存在を知り、法律を使って困っている人のためになる仕事がしたいと思いました。まず行政書士の資格を取得した後、より広く深い勉強が必要と思い司法書士を目指しました。
ライセンスアカデミーを選んだ理由
地元では身近に合格者はいませんでした。受験生も少数でした。自分の気持ちを高める為に、いわき校の受験仲間と定期的に勉強会を続けました。孤独になりがちだったため、大変刺激になりました。
学習方法
時間の大切さと体調管理
勉強を始めた時、双子の娘はまだ1歳でした。朝保育園に預けてから夕方迎えに行く迄が主な勉強時間でした。掃除洗濯炊事は、解説講義やCD六法を録音したICレコーダーを倍速で聴きながらこなしました。家事育児が気の紛れになり、かえって時間の大切さを実感できました。
風呂には防水ラミネートの憲法問題、トイレには民訴テキスト・六法を置いて、コマ切れ時間を有効活用しました。また、集中力を持って勉強を続けるには体調管理が重要でした。毎朝のラジオ体操と昼食後15分の昼寝をし、脳の働きが活発な朝の時間帯に勉強をするように心掛けました。
学習する上で気をつけたこと
・理解と反復
まず良く理解した上で分類して飲み込むように心掛けました。すぐ忘れますが反復して定着させます。
答えだけを覚えるのでは無く、原理原則、制度趣旨、保護法益、背景を合わせて理解すると応用力がつきます。
・理由付け、エピソード付け
脳の記憶には大きく3種類あり(1)通常記憶(2)意味記憶(3)エピソード記憶の順に、より深いと言われます。理由付けすると「意味記憶」となり、更に議論したり先生に質問したりするとその場面が「エピソード記憶」となり、忘れにくくなります。この事からも、合格ゼミでの議論や質問票はとても有効でした。
・暗記
どうしても暗記が必要な事もあります。そこは覚える個数を明確にして、出てくる度に暗唱します。又、語呂合わせを(おまじないの様に)使う事もあります。漏れ無く早く対応する為です。
・いいとこ取り
先輩方の合格体験記等で良い方法があれば自分なりにアレンジして取り入れました。書式の図式化もその一つでした。
・最後は条文
条文からいかに関連知識を連想できるか。条文を幹として関連知識を整理するイメージです。
目的を持って学習に取り組む
・年内の大切さ
年内6ヶ月は本試験の徹底復習、改正対策、弱点補強を主にやりました。又、年明けからの答練は過去問の理解が前提なので、ある程度解いておくべきです。
・過去問
outputの訓練としては年度別に解きました。重要性は言うまでもありません。
・答練・模試
受験生約30000人の上位900人を意識しました。そこで、模試は大手他校のものも受け、自分のレベルを把握しました。答練・模試で弱点見つけ、まだ得点余地のある点だとプラスに考え、克服に努めました。
・書式
数をこなし、無難に書き上げる訓練が必要に思います。尻切れにならずにまとめ上げる感覚です。そして不登法なら「目的原因申請人」、商登法なら「登記すべき事項代理すべきでない事項」は外さない事です。
最後に
私は、いわき市に在住しながら受講し、今回で合格できました。受験生活中は、仕事を辞め、家計は妻に養って貰いました。私一人だけの力では到底達成できませんでした。
全ての面で広い心で支えてくれた妻、温かく見守り・支え・信じてくれた両親・妻の両親、辛い時でも笑顔をくれた双子の娘達、温かく声をかけて下さり長い間見守ってくれたライセンスアカデミーいわき校のスタッフの方々、刺激をくれたいわき校勉強会の受験仲間の方々、心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
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司法書士
- A・Nさん(28歳・男性)平成16年合格
- 職業:無職
- 受講コース:司法書士 上級コース
司法書士を目指した理由
大学生の時に人並みに就職活動を行い、民間企業に就職しましたが、他人(会社)の名前で仕事をすることが自分には向いていないことを痛感しました。そこで、特別な資本が無くても、自分の名前で、自分の責任で働ける職業として司法書士を生業にしようと決意するに到りました。
ライセンスアカデミーを選んだ理由
大学を卒業して田舎に戻って一から法律の勉強を始めるという段階で、とても独学で合格できる試験とは思えなかったからです。
学習方法
学習生活
学習時間に拘る人が結構いますが、私はむしろ質に拘るべきだと思います。まず長期戦を強いられる以上、次の日に疲れを残さないというのが鉄則になるので、必要以上に長い時間の勉強はお勧めできません。時間の経過に伴って疲労感は加速度的に増し、逆に学習効率は下がっていくはずですから、その分岐点を意識して止め時を見極めるのが重要でしょう。また、時間量に安心して効率性を無視して学習方法に陥る危険性もあります。例えば、基本書を読むときに、いつから頭から最後まで律儀に読んでいくようでは幾ら時間があっても足りません。
LH質問箱:PCやスマートフォンで睡眠障害にならないためにはどうすればいいですか? : ライフハッカー[日本版]